名倉こぼれ話
名倉医院
名倉医院駅前クリニック

月: 2018年9月の記事一覧

将軍家の御鷹狩の休憩所

名倉家は、嘉永元年(1848)1月、徳川第十二代将軍家慶の時代に将軍家の御鷹狩の休息所に選ばれます。 千住第三代名倉市蔵尚壽は家屋の大改修を行い、武家屋敷を思わせる邸宅を建造しました。 実際の御成りは、嘉永元年(1848 […]

相撲取り、役者、芸者は治療費無料

戦前まで名倉家代々の家憲では、相撲取り、役者、鳶の衆、仕事師(大工)、芸者、幇間からは治療費を頂きませんでした。 その根底には「これらの職業の人たちは、人々の娯楽のためにわが身を粉にして働いてくれる」という業祖直賢の想い […]

葛飾北斎と名倉医院

化政文化を代表する浮世絵師である葛飾北斎は、名倉直賢の友人の一人でした。 飯島虚心著『葛飾北斎伝』(蓬枢閣・1893年)には、北斎が直賢の元に入門し人体の骨格や筋肉について学んだと記されています。 北斎の代表作である「富 […]

夏目漱石と名倉医院

明治期に活躍した小説家 夏目漱石は、幼少期に廊下から庭に落下して足を骨折し、千住の名倉で治療を受けました。 その時の経験を自伝ともいわれる小説『道草』に記しています。

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