整形外科・リハビリテーション │ 北千住
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〒120-0034 東京都足立区千住3-98-301
千住ミルディスニ番館3F メディカルフロアー

診療内容

MEDICAL

変形性膝関節症の症状・原因と治療方針

変形性膝関節症の痛み

「立ち上がるときに膝が痛む」
「階段の上り下り(特に下り)がつらい」
「正座ができなくなった」
「歩くときに膝が重い」

といった症状でお悩みではありませんか?

変形性膝関節症は、膝関節のクッションである関節軟骨が加齢や長年の使用に伴ってすり減り、関節内に炎症や骨の変形を引き起こす疾患です。

特に中高年以降の女性に多く見られ、進行するとO脚変形が進んで歩行が困難になることもあります。

「年だから仕方がない」と痛みを放置して活動量を減らしてしまうと、筋力が低下してさらに膝への負担が増えるという悪循環に陥ってしまいます。

日本では約2500万人が罹患しており、そのうち800万人が痛みを抱えていると推定されています。

本疾患は膝関節の軟骨が経年的に摩耗し、関節の隙間が狭まり変形が進行するものです。

損傷した軟骨(硝子軟骨)は自然に元には戻りません。慢性的な痛みへと移行することも多く適切な治療を行うことが大切です。

    疾患について

    膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が接する部分であり、体重の数倍もの負荷を支えています。

    骨の表面は弾力のある関節軟骨で覆われており、さらに半月板が衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

    加齢、体重の増加、筋力の低下、過去の外傷(靭帯や半月板の損傷)などが原因で関節軟骨が少しずつ摩耗すると、すり減った軟骨の破片が関節を包む滑膜(かつまく)を刺激し、炎症を引き起こします。

    これにより関節液が過剰に分泌されて「膝に水がたまる」状態や、骨の端にトゲのような突起(骨棘)ができる骨の変形へとつながっていきます。

    本疾患は50歳代から増加しますが、加齢だけでなく遺伝、肥満、骨格の問題など他因子が原因となります。

    また外傷(膝の骨折、前十字靭帯断裂、半月板断裂など)の後遺症として発症することもあります。

    女性に多いのは筋力が影響していると考えられています。

    主な症状

    歩行初期や立ち上がり時に痛みが生じ、階段昇降が辛くなります。

    膝の腫れや重だるさが現れ、膝の動かせる範囲が制限されます。

    O脚は膝の内側に体重がかかるため、O脚の多い日本人はよく内側に痛みを訴えます。

    症状が進行すると歩行距離が大幅に減少し、日常生活に支障をきたし始めます。

    診断

    詳細な問診と身体検査の後、一般的にはレントゲン写真が撮影されます。

    これにより、膝関節の隙間の狭さや骨の変化が確認されます。

    MRI画像検査では骨だけでなく、靭帯や半月板の状態、関節水腫の程度なども詳細に分かります。

    超音波検査は靭帯や関節水腫を簡便に診察室内で調べる検査です。

    関節水腫が強い場合は穿刺を行い関節液の性状を確かめることもあります。

    変形性膝関節症のレントゲン写真変形性膝関節症のレントゲン写真例

    治療

    変形性膝関節症の治療は、痛みを和らげ、膝の機能を維持して日常生活を無理なく送れるようにする保存的治療が基本となります。

    主な治療内容

    ▪️薬物療法
    痛みが強い時期には、消炎鎮痛薬(内服薬や湿布)を用いて関節の炎症を抑えます。

    ▪️関節穿刺と関節腔内注射
    膝に水(関節液)がたまって腫れや圧迫感が強い場合は、注射器で水を抜き関節の圧迫を速やかに軽減します。また関節の動きを滑らかにし、痛みを抑えるため、ヒアルロン酸の関節内注射を定期的に行います。

    ▪️日常のセルフケア・運動指導
    膝を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)の筋力低下を防ぐため、膝に無理な負担をかけない座った状態での足上げ運動や、日常動作のアドバイスを行います。

    ▪️装具・インソールの活用
    O脚変形により膝の内側に体重が集中している場合、足底板(インソール)や膝サポーターを用いて体重のかかり方を調整します。

    ▪️手術適応の判断と連携
    保存的治療を継続しても痛みが強く歩行が著しく困難な場合や、変形が高度な場合は人工膝関節置換術や骨切り術などの手術が検討されます。

    当院で適切に評価の上、連携する総合病院や専門病院へ責任を持ってご紹介いたします。

    日常生活で膝の負担を減らすポイント

    🔴体重のコントロール
    歩行時には体重の約3倍、階段の下りでは約5倍の負荷が膝にかかります。適正体重を維持することが最大の保護につながります。

    🔴洋式生活への切り替え
    正座や布団からの立ち上がりなど、膝を深く曲げる動作を減らし、ベッドや椅子、洋式トイレを中心とした生活環境を整えます。

    🔴クッション性のある靴を選ぶ
    靴底がすり減った靴やヒールの高い靴を避け、歩行時の衝撃を吸収するスニーカーなどを選びます。

    変形性膝関節症は、初期の段階から適切な治療と日常の工夫を行うことで、変形の進行を緩やかにし、痛みをコントロールしながら快適な生活を続けることが可能です。

    「歩くたびに膝が痛む」「最近膝に水がたまりやすい」といった症状がある場合は、我慢せず名倉医院駅前クリニックへご相談ください。

    当院のご紹介

    症状やご不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

    およそ250年前から千住の地で親しまれてきた名倉医院の分院として、その歴史の中で培われた知識や技術を土台として最新の医療を提供しております。

    ※手術やより高度な治療が必要と判断された場合は、適切な医療機関へご紹介させていただいております。

    名倉医院駅前クリニックへのアクセス

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