整形外科・リハビリテーション │ 北千住
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〒120-0034 東京都足立区千住3-98-301
千住ミルディスニ番館3F メディカルフロアー

診療内容

MEDICAL

Galeazzi(ガレアッチ)骨折

ガレアッチ(Galeazzi)骨折は、前腕の橈骨骨折と、手首における遠位橈尺関節(DRUJ:Distal Radioulnar Joint)の脱臼を伴う骨折です。骨折名はイタリア人整形外科医リカルド・ガレアッチ(Riccardo Galeazzi)に由来します。子供と成人の両者にみられ、転倒・転落など強い外力によって生じます。初期に適切な治療が行われないと、骨癒合が遷延化するだけでなく、将来的に前腕を回す動作や手関節の安定性に影響を及ぼす可能性があります。

    どのような人に多いか

    本骨折は転倒・転落などにより手をつくことで受傷します。小児では9-12歳にピークがあり、公園で遊んでいる時やスポーツ活動中、自転車からの転落などが原因となります。成人では仕事中の激しい転倒や高所からの転落、バイクの交通事故などが原因として挙げられます。御高齢の方も骨粗鬆症に伴い本骨折を受傷する事があります。

    主な症状

    骨折と脱臼を伴うため、手首も含め前腕全体に強い痛みを感じます。骨折部に異常な膨らみが見られ、外観上の変形が顕著な場合もあります。手首を動かす際、回線動作が制限されます。稀に神経が損傷を受けると手指のしびれや感覚異常が生じることがあります。

    診断

    受傷時の状況や症状の程度を詳しく確認し、前腕の変形や腫脹の有無を診察します。画像検査としては、レントゲン画像が基本です。手首も含め前腕全体を撮影し、手関節の不安定性も評価します。必要に応じて、骨折のより詳細な評価としてCT画像検査も撮影されます。靭帯や軟部組織の損傷が疑われる場合はMRI画像を撮影することもあります。

    治療

    骨折の転位(ずれ)が軽微な場合は、転位を戻す整復後にギプスやシーネでの固定による保存療法を行います。成人のガレアッチ骨折では転位や関節の不安定性が大きいため、多くが手術の適応となります。手術は骨をプレートとスクリューで固定する方法が一般的です。手首の不安定性がある場合は関節を整復し、ワイヤーやスクリューで固定することがあります。手術後は可動域制限を防ぐために、リハビリを行いながら徐々に日常生活に復帰していきます。

    予防のために

    小児、成人問わず転倒・転落の防止対策が大切です。特に御高齢の方は家の中の段差や滑りやすい床を改善することで転倒リスクを減らせます。

    当院のご紹介

    症状やご不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

    およそ250年前から千住の地で親しまれてきた名倉医院の分院として、その歴史の中で培われた知識や技術を土台として最新の医療を提供しております。

    ※手術やより高度な治療が必要と判断された場合は、適切な医療機関へご紹介させていただいております。

    名倉医院駅前クリニックへのアクセス

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    整形外科全般、リハビリテーション
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    院長:名倉直重 理事長:名倉直孝